2009年12月23日

潜水服は蝶の夢を見る

2007年上映
監督:ジュリアン・シュナーベル
主演:マチュー・アマルリック

20万回の瞬きで自伝を綴った奇跡の実話・・・・・・・・・ただ、ただ脱帽。人間に限界はない!

 題名を初めて聞いたとき、知る人ぞ知る
「****人の妻は*****の夢を見るか?」(あえて伏せ字w)
みたいな映画かな?と思いました(超爆

 ・・・・・さて、すごく失礼すぎる発言はさておき・・・
この映画、かなり有名なんですね?
気になってたんですが、映画に詳しくない友人まで知っていたことに驚きました。

 脳梗塞により、左目以外を動かすことができなくなった元有名雑誌の編集長が、
障害になったことにより、自伝を綴ることになる話です。
 瞬きだけで文字を表現し、それを小説化してしまうという
人間はこれほどのことが出来るのか!
と言わずにはいられない内容なんです。

 最初の方は、早送りしたくなるぐらい胸が痛む内容でしたが、
彼が小説を書き始めてからは、すごく人間味のある興味深い話でしたねー。
 カメラワークや音楽も素晴らしい。
彼の視点から映し出される風景には希望と挫折が入り交じっていることがよくわかります。

 ●段階評価としては演技5シナリオ4映像4最後4で、総評は4ですね。

 今回主役に抜擢されたマチューについては、ミュンヘンに出演していたそうですが、
失礼ながら良く覚えていないw
 しかし、今回の映画で彼の顔が脳に焼き付いたような気がします。(障害の顔ではありますが・・)

 彼の言った「私は自分を憐れむのを止めた」との言葉は胸に響きました。
彼がどうなってもイイと思っていた人生から、生きることを選んだ言葉だったと思います。

ジャン・ドミニク・ボビーのご冥福を心からお祈りします。

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コメント[3]

こんにちは。TB&コメントありがとうございました。

素晴しい映画でしたよね。でも僕の周りでは「何が面白いのか解からない」「難しすぎる」などなど批判が相次いでいて寂しいです。もっと評価されるべき映画だと思うんですが。

序盤の主人公の一人称視点が特に印象的です。自分が同じ症状に陥ったような錯覚を覚え、意思に反して眼をふさがれるシーンでは涙が出たのを覚えています。

oguoguさん、こんにちは!
ちょっぴりお久しぶりです。
ジャン=ドミニク・ボビーの書く文が、文学的表現であまりに素敵なんですよね。そこが自分は一番好きでした。
あと、四肢が動かなくなっても、まだスケベ根性があるところ。
「まったく女はこれだから・・・」なつぶやきなんて、これまでモテてきた男にしか分からない感情で。
父親との電話のシーンなんえ、本当に声を上げて泣きそうになってしまったんですよ・・・。

TB&コメントありがとうございます。
>えめきん さん
人間何があるかわかりません。
いつ自分がこのような状態に陥るかもしれないと思うと、
切ないというか胸が苦しくなってしまいます。
涙無しでは語れない映画でしたね。

>とらねこさん
スケベな性格は体がどうなっても変わらないモノなんですねw
泣けるところと、そのへんが上手くマッチしてよかったです。ね~。

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