2005年10月上映
監督:マイケル・ラドフォード
主演:アル・パチーノ他
子供の頃と大人になってからの感想とは、かくも違うモノなのか!?
シェークスピアの戯曲として実に有名な作品ですから、私も中学生の頃、小説を読みました。
その時の感想は
正義は勝つ!
と、至極直線的でひねりのない感想を持った覚えがありますが、今回はさすがに考え込みましたw
気になったのは、多くの人が考えるであろう
シャイロックは本当に悪者なのか?
と、いう点です。
シャイロックの頑固なところは自業自得かもしれませんが、散々嫌がらせを受けて、仕返しをしたら金を取られるだけでなく、
改宗までさせられてしまい、失意の中、闇に消えてゆく・・つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
金貸しは悪いのか?
今の時代でも、高利貸しの会社による嫌がらせは後を絶ちませんが、全部彼らは悪いのだろうか?
アントーニオは体を張ってまで友情を優先させて金を借りたし、それに答えたバッサーニオも素晴らしい、
ポーシャはバレるかもしれない中、大衆の前に変装して潜り込み、アントーニオやバッサーニオを助けた。
それらは非常に素晴らしいことであるが、何かしっくり来ない・・・。お金がすべてを解決したからだろうか?
子供の頃に思ったように
正義は勝った
のだろうか・・・・・
それにしても、シェークスピアは風刺的な意味もふまえてこの作品を作ったとは思いますが、
ユダヤ人の迫害とキリスト教の正義というのはいつの時代でも問題になるものなんですね。
●段階評価としては演技4シナリオ5映像4最後4で、総評は4ですね。(シナリオ5じゃないと失礼でしょw)
やっぱりA・パチーノは素晴らしい俳優ですね。
あの存在感と演技を見ていると、
彼以外にシャイロックは演じれないのではないか?と思わせるものがあります。
アントーニオを演じたジェレミー・アイアンズも素晴らしい役者さんですね。ちょっとチェックしてみようと思います。
ふと思ったのですが、私がシャイロックであれば、裁判官に対して
「血は駄目ですか?それじゃあ彼に1ポンドの肉を差し出すように命じてください。彼が血を出すのは彼の自由ですから・・・」
と言ってやろうと思いますw
あと、wikiで見ましたが、皆さん知ってましたか?
タイトルの『ヴェニスの商人』とは有名なユダヤ人の金貸しシャイロックを指すのではなく、商人アントーニオの事である。
だ、そうですw
この記事に対するコメント